11/13、アウディがスポーツカー『TT』の最後の1台の生産を終了しました。
アウディ『TT』は、1995年のフランクフルト・モーターショーでワールドプレミアされたコンセプトカー『TT デザイン・スタディ・モデル』をほぼそのままの形で市販化した車で、2度のフルモデルチェンジを経ても、そのコンセプトは受け継がれています。
1998年に2ドアのクーペの初代『TT』を発売。
2000年には電動ソフトトップのロードスターが追加されました。
日本国内では、1999年10月に発売。
当初は、左ハンドルの6速MT、1.8L直列4気筒ターボエンジンを搭載した4WDモデルのみの販売でした。
『TT』の生産終了は、2019年の定期株主総会で決定され、後継となる電気自動車モデルに置き換えることになりました。
26年の間に、約66万2000台が生産されました。
なお、最後の1台は、アウディの「トラディション・コレクション」に収蔵されるそうです。
コメント