今年も開催されている、オートバックスアプリの、SUPER GT優勝予想キャンペーン。
今回も参加してみましたよ。
オートバックスアプリのSUPER GT優勝予想キャンペーンについて
GT500、GT300クラスいずれかの優勝車両を的中させた人の中から10名に「優勝ドライバーサイン入り公式プログラム」が当たるのは昨年同様ですが、今シーズンから、予想的中したかどうかに関わらず、応募した人の中から2000名に「オートバックス限定Vポイント500pt」が当たるそうです。
今年は前半戦が好調で、開幕4連勝だったのですが、その後外し続けて、現在7戦中4勝(公式プログラムは当たりませんでしたが、Vポイントは当たりました!)。勝率5割は決定ですが、楽に勝ち越せると思っていたのが足踏み…
なんとか勝ち越しを狙って最終戦に挑みたいと思います。
レースプレビュー
今シーズンの最終戦は、例年通りのもてぎではなく、8月下旬に開催が予定されていたものの、台風10号の影響で今週末に順延となった第5戦鈴鹿。
いつになく気温の低い時期での開催となります。
ちなみに、過去に開催されたSUPER GT、JGTCで、もっとも遅い開催日だったのは、2020年の第8戦富士(11/28~29)。次いで、2021年の第8戦富士(11/27~28)です。
この2シーズンは、コロナ禍での開催となり、日程も振り回されましたよね。
今シーズンは、それよりも10日ほど遅い開催。
しかも、当初の予定外の時期での開催なので、タイヤを含め、気温、路温にどこまで合わせ込められるかが気になるところです。
また、ほとんどの車両がサクセスウェイトをすべて下ろしての戦いになるため、マシンやドライバーの能力が顕著に表れることになります。
シリーズチャンピオン争いに目を向けると、GT500クラスでは36号車のau TOM’S GR Supra俄然有利。
優勝するしか逆転の可能性がないライバルたちを尻目に、上位を守りつつ、ノントラブルでチェッカーを受ける走りに徹する可能性もあります。
そのあたりも、優勝予想に関わってくるでしょうか…
一方のGT300クラスに目を向けると、現在1位の65号車LEON PYRAMID AMGと88号車VENTENY Lamborghini GT3のポイント差は11ポイント。
65号車は今シーズン1勝、88号車は2勝を挙げているので、65号車が2位を守ろうとしていたのが3位に落ちてしまったりすると、予選のポイントによっては、あれれってことになりかねません。
シリーズ3位の2号車muta Racing GR86 GTも20ポイント差でまだ可能性を残していますので、目が離せません。
最終戦というと、どうしても2020年の富士のレースでの大逆転劇を思い出してしまいます(100号車のファンですしね)。
最後の1周どころか、最終コーナーを立ち上がり、チェッカーを受けるまで何が起こるかわからない…
そんな熱い戦いに一喜一憂したいと思います。
予選を受けての優勝予想
予選日は、ドライコンディション!
雨が降らなくて良かった!!
予選結果は、
P.P. #36 au TOM’S GR Supra
2nd #17 Astemo CIVIC TYPE R-GT
3rd. #14 ENEOS X PRIME GR Supra
ランキングトップの36号車がスタートで前に出て、後ろとの差をつけることができれば、そのままトップを守り続けるのが1番安全…と書こうかと思っていたのですが、36号車がPPを獲ったことでポイントを3点追加し、決勝を待たずしてシリーズチャンピオンが決定しました。
ってことで、明日のGT500のレースは、単純に全車が優勝を目指すレースに。
ここは、今年1番早かった36号車一択でしょう。
一方のGT300クラスの予選結果は、
P.P. #88 VENTENY Lamborghini GT3
2nd #61 SUBARU BRZ R&D SPORT
3rd. #2 muta Racing GR86 GT
今年2勝(しかも直近の)を挙げている88号車がPP。
2番手にSUBARUの名前がきていて嬉しいのですが、ここ数戦61号車はメカニカルトラブルが多発。その傷が癒えているのかどうかが気になるところです。
前戦を終えて11ポイント差の2位だった88号車ですが、ランキングトップの65号車が予選10位に沈んだため、予選での3ポイントを加えて8ポイント差に。
88号車が優勝すれば、65号車が3位以下でチャンピオン。2位だと65号車が5位以下、3位だと8位以下…と考えると、是が非でも優勝を狙ってくるはずです。
速さも実績も兼ね備えたチームなので、88号車でいきたいと思います。
ってことで、今回はあまり悩むことなく投票先が決定。
この2台に投票してきます。
きっと当たるはず!
決勝
決勝が行われた今日もドライコンディション。
優勝は、
GT500クラス:#36 au TOM’S GR Supra
GT300クラス:#88 VENTENY Lamborghini GT3
となりました。
前戦もてぎと同じ顔ぶれですね。
ってことで、両クラス共に正解!
これで、8戦5勝で今シーズンを終えることができました。
両クラスともに当たったのは、今年3回目です。
ひとこと
今シーズンのレースを見ていると、気になることも…
今シーズン、フロントローからスタートした車両が優勝した回数は、GT500クラスが5回(ポール・トゥ・ウィンは4回)、GT300クラスも5回(ポール・トゥ・ウィンは4回)です。
フロントローからスタートした車両が優勝できなかったのは、雨絡みのレースウィークだった、SUGO、AUTOPOLICE、もてぎの3レースのみ。
そんな”予想のしやすいレース”だったからこそ、私なんかが5回も予想を的中させられたんだと思います。
いろいろと原因はあると思うのですが、このままだとSUPER GTが面白くなくなってしまう!
オーバーテイクを促進させるために、F1などで導入されているDRS(一時的にウイングを寝かせるなどして空気抵抗を減らすシステム)や、SUPER FORMULAなどで採用されているOTS(一時的に燃料流量を増加させるシステム)などの導入も視野に入れなければならない時期に来ているのかも知れません。
あとは、GT300クラスに参戦しているスバルや、SUPER GTとの車両規定の統一化(クラス1規定)を目指した頃のDTMに参戦していた海外メーカーなどが参戦できるような、低コストで、かつ開発力も問われるような車両もろもろの規定に変更する必要があるのかも知れません。
正直、現在の状況では、GT500クラスに参戦するメーカーが減少するのではないかという危惧を数年前から抱いています。
GT500クラスが賑わえば、自ずとGT300クラスも賑わってくると思います。
市販車の販売価格が3678万円のフェラーリ『296』から、293万円のトヨタ『GR86』までが同一クラスで競えるレースは、世界に目を向けてもそうそうないと思います。
メーカーから発売されているGT3車両を購入して参戦しても良し、独自開発のマシンで参戦しても良し。
これで、多くの人から注目を浴びるのであれば、やりがいがあるじゃないですか。
幸い、現在のSUPER GTは観客数もファンの数も多く、成功しているシリーズだと言えると思いますが、今の間に手を入れておく必要がある、今だからこそ手を入れられるところがあるんじゃないかと思っています。
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