長文になるのがわかっていたのでこれまで逃げていたのですが、そろそろ諦めて記事にしたいと思います。
思いがけぬ事態
我が家のカーポートは、向かって左側がブロック塀、右側が住居の壁になっていて、車は向かって左側のブロック塀に寄せて駐車しています。
向かって右側からアプローチして、折りたたんだフェンスと屋根の柱をクリア。
その後、奥にある2本目の柱に寄せて駐めるという形になるのですが…
『シエンタ』に乗り換えてから、暗くなってから車庫入れをしようとすると、折りたたんだフェンスのあたりが見えない!
『N-BOX』の頃は、ヘッドライトの光が拡散して見えていたのですが、『シエンタ』のヘッドライトはLEDなので、光の直進性が高く、ヘッドライトの横が暗くて見えないんですよね。
父が、少しでも見やすいようにと、白いテープを巻いてくれたのですが、それと同時に私は私で動いていました。
単純な発想
私が考えたのは、「暗くて見えないなら、明るくしてやれば良いじゃない」ってこと。
センサーライトの設置です。
カーポートの柱や屋根の構造を見ながら、ああでもない、こうでもないと、商品を吟味。
電気工事士の免許は持っているのですが、実務経験ゼロなので、家の中から電線を引くとか無理!
必然的に、電池式かソーラーパネル式のどちらかになります。
あとは、家の前を人が歩く度にライトが光るのも嫌だし、かといって車庫入れの時に光らなかったら意味ないし…と散々悩んだ挙げ句、こちらのソーラー式のライトを購入しました。
これを、カーポートの柱に貼り付ける作戦です。
一見下向きのライトのように見えますが、レンズが工夫されていて照射範囲は広いのだとか。
はじめは強力磁石で貼り付けようと考えていたのですが、ふと胸騒ぎがして確認してみると、カーポートの柱はアルミ製…
磁石ではくっつきません。
そこで、強力両面テープで貼り付ける作戦に変更したのですが、取付部の裏面が…
デコボコ。
仕方ないので、裏面にプラ板を貼ることに。
センサー式ライトの取付部の直径は100mmだそうなので、直径100mmのプラ板を探し始めたのですが、ふと、丸にこだわる必要がないことに気づきました(遅…)。
ところが、100mm四方のプラ板を探し始めると、直径100mmのプラ板が見つかるんですよねー
実は、ここまでに2つ大きなミスをしていたのですが、私はまだ気付いていません。
センサー式ライトの土台作り
購入したのが、直径100mmのアクリル板。
しかも、鏡面仕上げがされています。
ということは・・・ピリピリピリピリ… 気持ち良いですよね。
強力接着剤なら『アロンアルファ』と思ったのですが、注意書きを読むと、アクリルは溶けることがありますと書かれています。
アクリルというのは、なかなか扱いにくい素材みたい。
アクリル対応の強力接着剤を探して、『セメダイン スーパーX』というものを見つけました。
これならアクリル対応ですし、屋外での使用も可能です。
無事接着。
接着剤がはみ出していたり、微妙に径が違っていて凹凸がありますが、誰も見ないところなのでこのままにしておきます。
柱に貼り付ける面のフィルムも剥がして、いよいよ取付です。
センサー式ライト設置位置の調整
まずは仮止めをして、照射範囲やセンサの感知範囲を調整します。
使用するのは、再剥離が可能な両面テープ『日東 再剥離可能強力両面テープNO5000NS』です。
物陰から覗きながらライトが消えるのを待って、家の前を行ったり来たり。知らない人が見たら不審者です。
ライトを設置する高さ、角度が決まったところで仮止めに使った両面テープを剥がし、全面に強力両面テープを貼って、柱に取りつけます。
動作確認 のはずが…
1度車を外に出して、ライトが消えたことを確認して車庫入れをします。
が…ライトがつかない?!
というか、そもそもライトがない!!
強力両面テープで貼り付けたはずのライトは、車の下から見つかりました。
ライトが壊れてなくて良かったー。
というか、車の上に落ちなくて本当に良かった!
両面テープの接着力が、ライトの重みに耐えられなかったようです。
仮止めの時は2本貼っただけで耐えていたのになぜ??
知らぬ間に犯していたミスが表面化する
結局、両面テープは諦め、タイラップで固定することにしました。
しかし、ここで私が犯していた2つのミスが表面化してしまいます。
まず1つ。
ライトの取り付け部に貼り付けたプラ板が円形だったため、タイラップで締めようとしても締まりません。
締めれば締めるほどプラ板の外側にタイラップが逃げていってしまいます。
円形ではなく、四角のプラ板を選択していれば避けられていたミスでした。
もう1つ。
そもそも、タイラップで取りつけるのであれば、ライトの取り付け部にプラ板を貼るべきではなかった。
プラ板がなければ、取付部に空いていた2つのネジ穴を使って固定することが可能でした。
結局…
なんとも醜い姿に…
心の傷が癒えたら再チャレンジしてみようかな…
動作チェック
気を取り直して、動作チェックにいきましょう!
まず、設置位置を調整したときからわかっていたとおり、家の前の道を人が通っただけでは反応しません。
車が少し進入したあたりで光り出すかな。
後ろはブレーキランプと後退用のライトが照らしてくれるので問題ありません。
見えないのは斜め前。
カメラを通すと違いがわかりにくいのですが、左がライトをつける前、右がライトをつけたあとです。
まとめ
外から見ていると、少し明るくなったかな?という程度ですが、実際に車庫入れをしてみると違いは歴然!
車庫入れがとっても楽になりました。
ちなみに、今回購入したセンサー式ライトは、高さ2.2mに設置した場合、感知範囲は半径約5m。周囲が明るい時(昼間など)には発光しません。
また、バッテリーが弱ってきたら、バッテリーのみの交換も可能だそうです。
コメント