【その他】住友ゴムが欧米、オセアニアで『DUNLOP』の商標を取得

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1/8、住友ゴムが、欧州、北米、オセアニア地域での四輪タイヤブランド『DUNLOP』の商標を、Goodyearから取得することを発表しました。

住友ゴムは、1980年代に世界各国のDUNLOP社を買収し、欧州や北米、オセアニア地域でも『DUNLOP』ブランドでの4輪タイヤの販売を行ってきました。
しかし、本社のある神戸を直撃した阪神淡路大震災で本社や工場が被災。Goodyearと資本業務提携を結び、欧米とオセアニア地域における『DUNLOP』の商標を譲渡しました。

その後、日本国内とアジアでは、『DUNLOP』と『FALKEN』の2つのブランドを使い分け、欧米では『FALKEN』ブランドで4輪タイヤの販売を行ってきました。

震災から30年となる今年、Goodyearから『DUNLOP』ブランドを買い戻す形になりました。
取得額は526百万米ドル(約826億円)とのことです。

住友ゴムは、路面の水分に反応してゴム表面が柔らかくなると共に、路温が下がった場合にもゴム表面が柔らかくなってグリップを向上させる「アクティブトレッド」技術を開発。
従来のオールシーズンタイヤの弱点であった氷上性能を向上させたオールシーズンタイヤ『SYNCHRO WEATHER』を昨年10月に発売。
欧米にも、『DUNLOP』ブランドを用いて、これらのタイヤを武器に攻勢をかけるものと思われます。


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