【新車】ヒョンデがスモールEV『INSTER』を発表

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1/10、ヒョンデがスモールEV『INSTER』を発表しました。

『INSTER』は昨年6月に釜山モビリティーショーでワールドプレミアされ、韓国ならびに欧州ではすでに販売されているモデルです。

日本国内では、Casual、Voyage、Loungeの3グレードで展開されます。

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ボディサイズ

全長×全幅×全高=3830✕1610✕1615mm
ホイールベース=2580mm

サイズ的には、FIAT『500』(全長×全幅×全高=3570✕1625✕1515mm)や、ルノー『TWINGO』(同=3645✕1650✕1545mm)に近いですが、全幅の狭さが目を引きます。
また、国産車でいうとスズキ『ソリオ』(同=3810✕1645✕1745mm)が近そうですね。

パワートレイン

駆動用モーター

  • 最高出力71kW、最大トルク147N・m(Casual)
  • 最高出力85kW、最大トルク147N・m(Voyage、Lounge)
  • システム総合最高出力727PS、システム総合最高トルク1000N・m

駆動:FWD

1充電航続距離:370km(欧州仕様値)

その他

高速道路で前方車両との車間距離を維持する「高速道路ドライビングアシスト(HDA)」や、周囲の状況をモニターに表示する「サラウンドビューモニター(SVM)」等を搭載。
また、ペダルの踏み間違いによる急加速を抑制する「ぺダル踏み間違いセーフティアシスト(PMSA)」がヒョンデ車として初めて採用されています。

価格

価格:284.9万円~

ひとこと

2022年の日本再参入以来、FCEVの『NEXO』、BEVの『IONIQ 5』、『KONA』、『IONIQ 5 N』を日本市場に投入しているヒョンデ。
これまでは全長が4825mm以上、全幅が1825mm以上のモデルを販売してきましたが、今回日本市場に投入されたのは、全長3830mm、全幅1610mmのスモールEV。

全長3400mm以下、全幅1480mm以下の軽自動車よりは大きいものの、十分コンパクトなクルマであることがわかります。
コンパクトであるがゆえ、乗車定員は4名となっていますが、日本の事情を鑑みての設定だとか。
確かに、日本で軽自動車がこれだけ売れていることからも分かるとおり、4人乗れれば十分というユーザーが多いですよね。
また、日本の軽自動車だと欧米人が4人乗るのはキツいかも知れませんが、このサイズなら少し余裕を持って乗れそうです。

2010年に1度日本から撤退する前は、三菱ディーラーでヒョンデ(当時はヒュンダイ)のクルマを扱っていたと記憶していますが、2022年の再参入以降は、直営ショールームが横浜に1店舗、都市型ショールームが名古屋、福岡、沖縄の3店舗、他企業とのコラボレーションによるショールームが、東京東雲ベイ、京都四条、岡山、富山の4店舗、あとはスーパーオートバックス市川とかしわ沼南の一角を間借りする形で2店舗…
つい先日の17日に『みなとみらい本社ショールーム』がオープンしましたが、Webサイトでの購入検討中の人への案内の1つめには、オンライン購入が提案されている状況です。

店舗の少なさから、オンラインに頼る販売網になっているようですが、日本でどれくらい売れているのか調べてみると、2022年が526台、2023年が492台だったそうです。

2024年の世界販売台数が、傘下のキアを含めて414万台。トヨタグループ、フォルクスワーゲングループに次ぐ世界第3位の自動車メーカーとしては寂しい数字ですが、今後5年で日本国内での販売台数を10倍にする計画なんだとか。
2024年の日本国内のBEV販売台数が約6万台。この中の1割を食うことはできるのでしょうか?
(ガソリンエンジン車(HV含む)を持ってこれば実現できるかも知れませんが…さて)

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