【新車】BYDが新型SUV『SEALION 7』のBEV、PHEVの日本導入を発表

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1/24、BYDが1/10に概要を発表した新型SUV『SEALION 7』の詳細情報を発表しました。

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概要

BYDは現在、『SEAL』、『ATTO 3』、『DOLPHIN』という3車種のBEV(電気自動車)を日本で販売していますが、今回日本で発表された『SEALION 7』は、BEVに加えてPHEV(プラグインハイブリッド車)モデルも投入されるとのことです。

BEVモデルの発売は4月、PHEVモデルの発売は追って発表されるとのことです。

車両概要(BEVモデル)

『SEALION 7』のBEVモデルの概要は、以下のとおりです。

ボディサイズ

  • 全長×全幅×全高=4830×1925×1620mm
  • ホイールベース=2930mm
  • 車両重量=2230kg(RWDモデル)、2340kg(AWDモデル)

パワートレイン

  • フロントモータ:最高出力215PS、最大トルク310N・m(AWDモデルのみ)
  • リアモータ:最高出力308PS、最大トルク380N・m
  • 1充電航続距離:590km(RWDモデル)、540km(AWDモデル)
  • 0-100km/h加速:6.7秒(RWDモデル)4.5(AWDモデル)

ひとこと

日本国内では、ヒョンデよりも販売台数が多いBYDから、新たにミドルクラスSUVが日本市場に投入されることになりました。

これまで、日本国内ではBEVのみを販売。低価格を武器に販売台数を伸ばしてきました。
また、価格だけでなく、国内メーカーのBEVラインナップが少ないため、BEVを求める人たちの受け皿になっているという背景もあると思います。
日本ではまだBEVを求める人は少ないですが、選択肢も少ないため、BYDが食い込む余地が十分にあったのではないかと思います。

しかし、今回投入が発表された『SEALION 7』、PHEVモデルも日本に投入するとのこと。
サイズ的には、三菱『アウトランダーPHEV』と真っ向勝負する形になります。
PHEVにこだわらなければ、ハイブリッドのミドルサイズSUVは数多く存在しています。
さらには、BYDが低価格路線で勝負してきても、国内メーカーの純エンジンモデルと比べられてしまうと、ちょっと苦しいのではないかと。

BEVモデルがどれくらい売れるのかにも興味がありますが、PHEVモデルがどれくらい売れるかは、今後の日本市場を占う上でも重要な数字になるかもしれません。

また、BYDは、今後日本市場にBEVとPHEVを合わせて常に7~8モデルを展開し、国内正規ディーラー100店舗を目指すとのことです。

個人的には、現在中国メーカーが価格と品質のバランスがとれているのかな?と思ったりもしています。
日、米、欧の自動車メーカーは人件費とスペックが過剰気味で車両価格が高くなっていますし、かといって、東南アジアの方だと品質が気になってしまいます。
そういう意味で、低価格で品質も価格なりの中国車はチェックしておく必要があるのかなぁって…

中国製のIT機器、AV機器、家電などが受け入れられているように、今後、中国製の自動車も若者たちの間に抵抗なく受け入れられていくのかも知れません。

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