トヨタが、スポーツカー『GRスープラ』の現行モデルを、2026年春で生産終了することを正式に発表しました。
RZグレードを一部改良し、3/21から発売。
また、特別仕様車『スープラ A90 Final Edition』の抽選受付を3/21から開始。日本では150台販売されます。

スープラとは
初代『スープラ』(A40型/A50型)は、1978年に、『セリカ』を直列6気筒エンジンに対応させた派生車種として誕生しました。
当時、北米では『セリカ・スープラ』として販売されていましたが、国内では『セリカXX』を名乗っていました。
2代目(A60型)は、1981年に登場。
この時も、国内では『セリカXX』として販売されていました。
国内で『スープラ』という名前が初めて使用されたのが、1986年に発売された3代目(A70型)で、『セリカ』の名前も廃した『スープラ』という車名が用いられました。
また、全日本ツーリングカー選手権にトヨタ・チーム・トムスがMA70型スープラで参戦し、デビュー・ウィンを飾っています。
4代目(A80型)の登場は1993年。
日本で製造された国内向け乗用車としては初めて、6速MTを搭載するグレードが用意されました。
当時改正された自動車排出ガス規制に対応できなかったため、2002年で生産を終了。このあと、A90型の登場まで、『スープラ』の名は市場から消えてしまいます。

17年の時を経て、5代目となる『スープラ』(A90型)が復活したのは2019年。
BMWとの共同開発という形がとられ、BMW『Z4』と同じプラットフォームが用いられています。
エンジンもBMW製が搭載され、初代から変わらぬ直列6気筒エンジンのほか、直列4気筒エンジンが搭載されたグレードも用意されました。

ひとこと
昨年11月に、”A90 Final Edition”が発表され、生産終了が予想されていた『GRスープラ』の生産終了が正式に発表されました。
しかし、トヨタのWebサイトには、
「現行GR Supraについて2026年春をもって生産終了いたします。」
と記載されています。
“現行”ということは、”次”があると見て良いのでしょうか?
トヨタはスポーツカーに分類されるクルマが多く、今後もラインナップの充実が予想されています。
ファミリーカーから中高年向けの落ち着いたクルマ、高級車にスポーツカー…
ダイハツのOEM車も含めると、他の国内メーカーが国内で販売しているクルマすべてに対抗できる車種があるんじゃないかと思えてしまうくらい。
やっぱり、豊田章男会長が社長になってから、トヨタは変わったよなぁと思います。
学生時代『スターレット』に乗っていて、確かに良いクルマだと思いましたが、それほどワクワクはしなかったかな。
「オール4のクルマ」って感じでしたが、今のクルマは、それに加えて最低1つは”5″があるように感じます。
次はどんなクルマを世に出してくるか、楽しみなメーカになってきました。

コメント