【新刊】『ホンダプレリュード&インテグラがいた時代』

新刊 新刊

4/22、マガジンボックスより『ホンダプレリュード&インテグラがいた時代』が発売されました。

1978年に初代が発売された『プレリュード』は、「デートカー」というジャンルを創設。2001年に『インテグラ』に統合されましたが、2025年秋に新型『プレリュード』の発売が予定されています。
一方、『インテグラ』は1985年に誕生。2006年に日本での販売を終了したあとも、中国と北米で販売が続いています。

広告
広告

概要

昭和~平成の自動車文化に欠かせない名車の系譜を
楽しい時代背景とともにお届けするデータブック

 デートカーというジャンルを世に送り出したことで有名なプレリュード。
軟派なイメージで語り継がれているもののその実なかなかの運動性能を持つクルマとして熟成 されていった。
その本領を発揮しはじめたのが、80年代中盤に出現したDOHCエンジンを搭載したSiの登場によるものだった。
そして1987年には3代目プレリュードが登場し、
初の4WS搭載などの走る実験室としても注目を浴びていった。「走りを楽しむための
クルマ」「モテるためのクルマ」など、持ち主によって表立った顔は違ってはいたが、
遊びの飛び道具として最高の相棒だったプレリュードは、2000年にその生産を終えた。
 時はバブルが弾け、日本経済に活気がなくなりつつあった頃…プレリュードの後を受けて、
男臭さに磨きをかけはじめたのがインテグラという存在だった。
1985年に登場したインテグラは当時、クイントインテグラという称号で現れた。全車
DOHCエンジン搭載という、ヨダレもののキャッチフレーズで注目を集めたものだ。
そのインテグラも90年代に入るとVTECという先進技術とマイケル.J.フォックスという
アイコンを引っさげて、その注目度を加速させた。
クイントという車名が取れ、憑き物を払い落としたかのように躍進して行った光景はまだまだ記憶に新しい。
「走りが楽しくて、女の子にモテる」そんな欲求を適えさせてくれたホンダの2モデルは、
オジサン世代の脳裏には眩しい存在として輝いている。

○1978年に登場したプレリュードと1985年登場のインテグラの系譜を紹介
年代別の車両変更情報やグレードの変更、スペックの変化など
公式発表物に準じた変更点を比較して見ることができる楽しい構成

○プレリュードやインテグラがいた時代背景を懐かしむ話
1970年代から2000年初期の躍動する日本のシーンとともに海外の時代背景を懐かしむ

○プレリュードの派生モデルやクイント時代といった枝葉なモデルを解説
プレリュードに加わったインクスやインテグラ以前のクイントというクルマ、
そしてシビック・セダンの兄弟車であるインテグラSJなどを紹介

○懐かしいクルマたちの選び方・買い方・維持の仕方
ちょっと懐かしくてまだまだ新鮮な雰囲気が人気の2モデルの購入に役立つノウハウをレクチャー

ひとこと

初代『インテグラ』(当時は『クイントインテグラ』)は父が乗っていました。
11年乗っていて、最後の数年は私も免許を取り、何度か運転しました。
今では見ることがなくなったリトラクタブルヘッドライトが懐かしいですね。

今回『プレリュード』と『インテグラ』の概要を調べるまで、この2台は姉妹車だと思っていました。
特に、3代目『プレリュード』と初代『クイントインテグラ』の外観はそっくり。
でも、寸法を比較してみると、全長160mm、全幅30mm、全高50mm(プレリュードの方が低いです)も違うんですね。
そもそも、ホイールベースからして110mmも違いました。

そういえば、この頃のホンダって、「ボルトの1本1本まで違います」っていうくらい、部品を車種間で共用しないことで有名でしたよね。
現在では考えられないことですが…

大学の先輩が4代目『プレリュード』に乗っていたのですが、後部座席は狭かったなぁ。
図体は大きかったですが、ドライバーズカーで、後部座席はおまけみたいなクルマでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました