5/23、トヨタが『カローラ クロス』をマイナーチェンジするとともに、GR SPORTの設定を発表しました。
概要
『カローラ』や『カローラ ツーリング』同様、ガソリン車を廃止。HEVのみのラインナップになりました。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4455✕1825✕1620mmで、全長が35mm短くなっています。
エンジンに変更はありませんが、モータが変更され、フロントモータは最高出力が72PSから95PSに、最大トルクが163N・mから185N・mになっています。また、リアモータは最高出力が7PSから41PSに、最大トルクが55N・mから84N・mになっています(4WDモデルのみ)。
GR SPORT
また、新たにGR SPORTが設定され、8/5に発売予定となっています。
GR SPORTのボディサイズは、ノーマルモデルよりも全長が5mm長い、全長×全幅×全高=4460✕1825✕1620mm。
エンジンは最高出力152PS、最大トルク188N・mの2.0L直列4気筒エンジンと、最高出力113PS、206N・mのフロントモータ、41PS、84N・mのリアモータが組み合わされています。
なお、GR SPORTは4WD(E-Four)のみとなっています。

ひとこと
先日ワールドプレミアされた『RAV4』に続き、『カローラ クロス』にもGR SPORTが設定されました。
『RAV4 GR SPORT』のボディサイズは、全長×全幅×全高=4645✕1880✕1685mmですので、『カローラ クロス GR SPORT』の方が185mm短く、55mm幅が狭く、65mm背が低くなっています。
ボディサイズとしては、『カローラ クロス GR SPORT』の方が扱いやすいでしょうか。
また、『RAV4 GR SPORT』はPHEVなのに対し、『カローラ クロス GR SPORT』はHEVとなっています。
集合住宅などで充電設備がない場合は、これまた『カローラ クロス GR SPORT』になるでしょうか。
それにしても、GR SPORTが設定されている車種がどんどん増えています。
SUVだけでも、『ヤリス クロス』、『カローラ クロス』、『RAV4』、『ハイラックス』、『ランドクルーザー』。
『ランドクルーザー GR SPORT』が発表されたときには、それってどうなの?って思いましたが、オンロードだけでなく、オフロードまでの走りを見越していると考えれば、それはそれですごいことなんだなぁと…
現在世界的にもSUV人気ですが、GR SPORTのようなモデルの設定は、ユーザにとっての選択肢の1つとして良いですよね。
日産だとNISMO、ホンダだとRS、スバルだとSTIなど、少し尖った方に振ったモデルが増えると楽しいなって思います。


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