6/17、日産が3代目となる電気自動車『リーフ』を発表しました。

リーフとは
『リーフ』は2010年に初代が発売された日産の電気自動車です。
2017年に2代目へとフルモデルチェンジされ、これまでに世界で約70万台が販売されています。
新型リーフの特徴
2017年に発売された2代目は、初代と同じプラットフォームを使用していました。
今回発表された3代目は、電動SUV『アリア』と同じプラットフォームが用いられています。
空気抵抗係数(Cd値)は、日本と米国仕様で0.26、欧州仕様では0.25となっています。
現行トヨタ『プリウス』のCd値が0.27、先代の『プリウス』が0.24ですので、かなり空力を意識して作られた車のようです。

パワートレイン
モーター、インバーター、減速機を一体型にすることで、従来よりも約10%の小型化に成功しています。
バッテリーは液冷式リチウムイオンバッテリーで、52kWhと75kWhの2種類が用意されています。
最高出力は52kWh仕様が130kW、75kWh仕様が160kW。
最大トルクは52kWh仕様が345N・m、75kWh仕様が355N・mとなっています。
また、75kWh仕様の航続距離は600km以上とされています。
発売時期
2025年秋に米国で発売、日本での発売は2025年内が予定されています。

ひとこと
3代目『リーフ』が発表されました。
2代目は初代のエクステリアデザインを引き継いでいましたが、3代目では大きく変更されるようです。
プラットフォームも違いますし、これまでのハッチバックからクロスオーバーSUVにボディ形状が変更されていることも原因の1つかな?と思うのですが、日産の再スタートを象徴したデザインになっているのかな?と、意地悪に考えてしまったりもします。
これが新しい日産の顔になるのかな?とも思うのですが、見慣れない顔だけに、ブランドイメージという点でどうなのかなぁ?と思ってしまったりもします。
『ノート』だとか、『セレナ』だとかに共通のイメージを持たせたエクステリアデザインを与えていただけに、あまりの変わりようにちょっと頭がついていけていない感があります。
後部は『フェアレディZ』を思い起こさせるデザインになっているでしょうか…
北米はEVへの乗り換えが比較的進んでいる地域ですが、需要が1巡した感がありますし、日本や欧州は思うようにEV化が進んでいないように思います。
『リーフ』が市場でどれくらいかっ飛ばしてくれるのか、お手並み拝見といったところでしょうか…

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