7/29、住友ゴム工業が、ダンロップブランドでタイヤを供給しているSUPER GTの第4戦GT300クラスに、「資源循環型カーボンブラック採用タイヤ」を投入することを発表しました。
資源循環型カーボンブラック採用タイヤとは
「資源循環型カーボンブラック採用タイヤ」は、住友ゴムと三菱ケミカルの協業で開発した技術を用いたタイヤです。
現状、タイヤ製造工程で発生するゴム片や、使用済タイヤの粉砕処理品は、燃焼させて熱源として使用されていますが、これを三菱ケミカルがコークス炉に投入してケミカルリサイクルすることで、資源循環型カーボンブラックを製造。
これを用いてタイヤを製造することで、CO2排出量を削減することが期待されているとのことです。
また、レース用タイヤだけでなく、2025年中に一部乗用車向けタイヤでの採用も予定されているとのことです。
ひとこと
何より気になるのが性能。
タイヤがワンメイクのSUPER FORMULAでは、昨年(一昨年?)から再生材料を使用したタイヤが投入されていますが、SUPER GTのタイヤはワンメイクではないため、他社のタイヤと比べて性能が大きく劣っているタイヤを投入するはずがありません。
シーズン前のタイヤテストから投入してフィードバックを受け、このタイミングでの投入ということになったのでしょうが、ひょっとすると路温が高い方が性能を発揮するといったことも想像できます。
レースを見ていても感じることですが、ロードバイクに乗っていてもよくわかるのがタイヤの性能差。
比較的手頃な値段で交換することが出来ますし、それぞれ特徴があって面白いです。
最近は新しいスタッドレスタイヤの発表が相次いだり、タイヤ関連の話題が豊富で個人的にとても楽しいです。
2025.08.01追記
どうやら、投入されるのは61号車SUBARU BRZ R&D SPORTのみのようですね
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