10/14、SUPER GT GT300クラスに参戦するスバルが、EJ20型エンジンを今シーズン限りで”引退”させることを発表しました。
EJ20型エンジンとは
EJ20型エンジンは、スバルが1988年から2020年まで製造していたエンジンです。
1989年に初代『レガシィ』に搭載され、『インプレッサ』、『WRX STI』、『フォレスター』、『エクシーガ』などに搭載されました。
アルミニウム合金製水平対向4気筒エンジンで、排気量は1994cc。
最後に搭載された『WRX STI』での最高出力は308PS、最大トルクは422N・mでした。
モータースポーツでは、SUPER GTのほか、WRC(世界ラリー選手権)、ニュルブルクリンク24時間レースなどに参戦しました。
後継機種は?
気になるのが後継機種ですが、1番可能性がありそうなのが、『WRX S4』、『レヴォーグ』、『BRZ』に搭載されているFA24型。
2.4Lの水平対向4気筒エンジンで、ターボを搭載。『WRX S4』の最高出力は275PS、最大トルクは375N・mとなっています。
もうひとつの可能性として考えられるのが、ハイブリッド。
スバルのストロングハイブリッドは、『クロストレック』と『フォレスター』に搭載されているFB25型エンジンとモータの組合せですが、FB25エンジンは2.5LのNAで最高出力160PS、最大トルク209N・mと少し非力。
しかし、組み合わせるエンジンを変更すると…と、想像せずにはいられないのですが、いかがでしょう?



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