1/16、レクサスがスポーツクーペ『RC』ならびにそのハイパフォーマンスモデル『RC F』の生産を11月をもって終了することを発表しました。
また、特別仕様車“Final Edition”を設定し、1/16から発売することを発表しました。
概要
レクサス『RC』は、2013年の東京モーターショーでワールドプレミアされ、これまでに62の国と地域で約7万9千台を販売。
また、5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載した『RC F』は、57の地域で約1万2千台が販売されました。
1/16以降の受注は“Final Edition”のみとなり、『RC F』の“Final Edition”は国内200台限定での販売となります。
ひとこと
レクサス『RC』の発表が2013年ということですから、マイナーチェンジを繰り返しながら12年という長期にわたって販売されたことになりますね。
レクサスのスポーツクーペとしては、2010年に生産終了となった『SC』の実質的な後継車と言えるかと思います。
そのボディタイプから、販売台数を期待できるクルマではなかったと思いますが、よく粘ってくれたと思います。
また、『RC』と同時に『RC F』が発売されたことにも、レクサスのやる気が感じられました。
「F」はトヨタが持つ富士スピードウェイの頭文字を表したもので、プレミアムスポーツモデルにつけられます。
レース活動に目を向けてみると、2014~16年には、SUPER GTのGT500クラスに『RC F』が参戦。
また、FIA-GT3規定のマシンも販売されており、SUPER GTのGT300クラスをはじめ、世界のレースで活躍しています。
ニュルブルクリンク24時間レースには、2015~19年に参戦。2016年にはSP-PROクラスでクラス優勝(総合24位)を果たしています。
たしか、ニュルブルクリンク24時間レースではオートマチックトランスミッション(AT)を搭載して参戦していたと記憶しています。
今でも多くのハイパフォーマンスカーのテストが行われるニュルブルクリンクで鍛えられたAT…
当時はレースにATを持ち込んだことに衝撃を受けましたが、そんな技術の恩恵を受けられるのですから、すごい世の中になっちゃったなぁと思います。
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