【COTY】2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー決定 今年の車は?

新車・COTY カー・オブ・ザ・イヤー

12/5、「2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会があり、各賞の受賞車が発表されました。

受賞車

各賞の受賞車は以下のとおり。

2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー:ホンダ『フリード』

5ナンバーで3列シート、日本で重用されるファミリーカーの居住性、使い勝手の良さに磨きをかけると共に、操縦の喜びを加味した点、ホンダ独自のハイブリッド「e:HEV」を加えた点などが評価されました。

2024-2025 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:MINI『クーパー』

シンプルさ、痛快なドライブフィール、ラジカルさや、EVだけでなくガソリンエンジンモデルをラインナップしたことなどが評価されました。

2024-2025 デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー:三菱『トライトン』

一見武骨だが、新しいライフスタイルを想起させるデザインが評価されました。

2024-2025 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー:ホンダ『CR-V e:FCEV』

FCEV(燃料電池車)の民主化を目指し、スタックの小型化、高効率化を実現すると共に、低コスト化と高耐久化を実現。さらに、水素ステーションが少ない現実を鑑み、外部充電を可能としたプラグインハイブリッドとした点が評価されました。

2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞:マツダ「e-SKYACTIV R-EV」

環境問題を理由に命脈を閉じたかに見えたロータリーエンジンを、発電機として用いる新しいパワーユニットe-SKYACTIV R-EVとして復活させ、未来に向けさらに進化させる道筋を拓いたことが評価されました。

ひとこと

日本カー・オブ・ザ・イヤーは、『フリード』220点、マツダ『CX-80』196点、MINI『クーパー』172点と、上位3台が競った結果、『フリード』に決定。
『CX-80』のボディサイズや、『クーパー』の販売網などを考えても、妥当な結果だったのではないでしょうか。
しかし、その『フリード』も、半導体不足の影響により、e:HEVを搭載したモデルは納車まで10ヶ月待ちといった話も耳にします。
半導体の供給量は今後改善に向かうようですが、その頃には町の中が『フリード』で埋め尽くされるのではないかと思うくらいの人気ぶりですね。

ちなみに、ホンダが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのは、2010年の『CR-Z』以来14年ぶり。
『フリード』としては、2008年にBest Value賞を受賞したことがあります。
また、ミニバンが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのは、今回が初です。

インポート・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた『クーパー』は、EVだけでなくガソリンエンジンモデルもラインナップしたことが評価された点の1つとして挙げられていますが、正直、EVとガソリンエンジンモデルでは、別の車と言ってもいいほどの違いがあるのではないかと思います。
ただ、アルファ ロメオ『ジュニア』もマイルドハイブリッドとEVの二本立てですし、マツダ『MX-30』はマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、EVの3本立てとなっています。
今後はこういった車が増えていくんでしょうかねぇ?

デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた『トライトン』は、確かに町で見かければ「おっ」と目を引くデザイン。
選考理由にもあるように、新しいライフスタイルを想起させるデザインですが、日本でこのタイプの車を使いこなせる人というのは、そう多くないかも…

テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた『CR-V e:FCEV』は、今頃になって燃料電池自動車?とも思いましたが、燃料電池自動車普及に向けて開発を続けた結果の受賞だったんですね。
個人的には、バッテリーとボディを一体化したBYD『SEAL』も面白いかな?と思っていましたが…

日本カー・オブ・ザ・イヤー 実行委員会特別賞に選ばれたのはマツダの「e-SKYACTIV R-EV」。
やっぱり、日本人ってロータリーエンジンが好きなんだなって思いました。
日本が世界に誇る技術の1つですもんね。
かく言う私も、ロータリーエンジンが好きな人間。今後の採用車種拡大にも期待です。

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