【新車】スバル『クロストレック』にストロングハイブリッド搭載モデルを追加

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12/5、スバルが『クロストレック』にe-BOXER(ストロングハイブリッド)を搭載したモデルを追加しました。
このモデルが、スバル初のストロングハイブリッド搭載車となります。

なお、従来のe-BOXER(マイルドハイブリッド)を搭載したモデルも、引き続き販売されます。

車両概要

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4480✕1800✕1575mm。ホイールベースは2670mmと、変更ありません。

パワートレインは、従来のモデルが最高出力145PS、最大トルク188N・mの2.0L水平対向4気筒エンジンを搭載していたのに対し、最高出力160PS、最大トルク209N・mの2.5L水平対向4気筒エンジンを搭載。
さらに、最高出力119.6PS、最大トルク270N・mのモーターを搭載しています。
搭載されるハイブリッドシステムの方式は、シリーズ・パラレル方式です。

駆動方式はAWDのみとなります。

高度運転システムとして、渋滞時ハンズオフアシスト、アクティブレーンチェンジアシストが搭載されました。

価格は、383.3万円~となっています。

ひとこと

スバル初のストロングハイブリッド搭載モデルとして、『クロストレック』が選ばれました。
現在の『クロストレック』は、2010年に『インプレッサ』のクロスオーバータイプとして、『インプレッサ・XV』の車名で発売されたものから数えて5代目。
『クロストレック』は、日本をはじめ、北米、欧州、オーストラリア、東南アジアなどで販売される、スバルの世界戦略車です。

今回スバルが選択したハイブリッドの方式は、シリーズ・パラレル方式です。
シリーズ方式とパラレル方式の良いところを組み合わせた方式になります。

シリーズ方式では、エンジンは発電のみに使用され、駆動はモーターのみで行われます。
エンジンを発電のみに使用するため、排気量を小さくできるのと、燃費の良い回転数で使えることがメリットです。
日産の「e-POWER」が代表例ですね。

パラレル方式では、エンジンは駆動のみに使用し、モーターはエンジンのアシストを行います。
モーターが使用する電力は、減速時に回生ブレーキで発電したものを使用します。
私の知識の範囲内では、パラレル方式を採用している車は思い当たりませんでした。

シリーズ・パラレル方式では、エンジンは駆動にも使用しますし、発電にも使用されます。
モーターは、エンジンで発電した電気と、減速時に回生ブレーキで発電した電気を使用し、エンジンをアシストします。
また、シリーズ・パラレル方式を採用する車の多くでは、短距離であればモーターだけで走行することも可能です。
制御は複雑になりますが、多くの自動車メーカーが採用しており、現在主流の方式となっています。

我が家は、今年の夏にホンダ『N-BOX』からトヨタ『シエンタ』に乗り換えたわけですが、私の中では候補車種の1つとして、『クロストレック』のベース車両である『インプレッサ』があがっていました。
学生の頃に乗っていたトヨタ『スターレット』でMT車を経験し、三菱『アウトランダー』でSUVと4WDを経験。世界中に「アルフィスタ」と呼ばれる熱狂的なファンを持つアルファ ロメオを『147』で経験したため、あとは同じく熱狂的なファン(スバリスト)を持つスバルのシンメトリカルAWDと、ハイブリッドに乗っておきたいという気持ちがありました。

結局、年に数回あるかどうかの6人乗車(よっぽどのことがない限り7人はないかな?)と、父が家庭菜園をしているので広いラゲッジルーム(私もロードバイクを載せたいし)を採って『シエンタ』にしたわけですが、これでハイブリッドも経験できたので、残るはスバルのシンメトリカルAWDですね。
すべての車が電気自動車になるのは、まだ先のことになりそうですが、それまでに乗ってみたいと思っています。

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