1/10、「北米カー・オブ・ザ・イヤー2025」が発表されました。
北米カー・オブ・ザ・イヤー2025受賞車
「北米カー・オブ・ザ・イヤー2025」受賞車は以下のとおりです。
北米カー・オブ・ザ・イヤー:ホンダ『シビック ハイブリッド』
燃費の良いハイブリッドシステムを、ファミリーカーとして用いられるコンパクトセダンに搭載したことが評価されました。
また、シャープなデザインや、丁寧に作り込まれたインテリア、優れた乗り心地なども評価されています。
北米トラック・オブ・ザ・イヤー:フォード『レンジャー』
実用性や快適性、利便性に加え、価格の安さなどが評価されました。
北米ユーティリティービークル・オブ・ザ・イヤー:フォルクスワーゲン『ID. Buzz』
電気自動車でありながら、航続距離の長さ、車内空間の広さ、時代を超えたデザインなどが評価されました。
ひとこと
北米カー・オブ・ザ・イヤーは、2022年のホンダ『シビック』、2023年のアキュラ『インテグラ』、2024年のトヨタ『プリウス』に続き、4年連続で日本車が受賞しました。
北米でのEV販売が1巡し、ハイブリッド車に回帰している世相を反映した形とも言えるかと思います。
北米トラック・オブ・ザ・イヤーは、5年連続でフォードが受賞。
昨年の受賞車『スーパーデューティー』がフルサイズピックアップトラックだったのに対し、今年の受賞車『レンジャー』はミドルサイズピックアップトラック。
実用性や利便性が評価されているのが、昨年と対照的なのが面白いです。
北米ユーティリティービークル・オブ・ザ・イヤーは、2017年から設けられた歴史の浅い賞ですが、フォルクスワーゲンの車が受賞するのは初めて。
北米カー・オブ・ザ・イヤーとは対照的に、EVが受賞していますが、受賞理由の中に航続距離の長さが入っているあたり、航続距離の短さがEVに対する不満の1つであることが表れているかと思います。
『タイプ2』のデザインを現代風に取り入れた点も、車好きの心を揺さぶったのではないでしょうか。
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