6/2、ベントレーが新型『ベンテイガ スピード』を発表しました。
今回発表された『ベンテイガ スピード』は、『ベンテイガ』史上最もパワフルでダイナミックなモデルとされています。

ベンテイガとは
『ベンテイガ』はベントレー初のSUVで、2013年に発表され、日本国内では2015年から販売されています。
プラットフォームは、同じフォルクスワーゲングループのポルシェ『カイエン』、ランボルギーニ『ウルス』、アウディ『Q8』などと同じものが使用されています。
『ベンテイガ スピード』は、2019年に国内で販売が開始された、6.0L W型12気筒エンジンを搭載したモデルでしたが、W12気筒エンジンの生産終了とともにラインナップから姿を消していました。

新しい『ベンテイガ スピード』の概要
今回発表された『ベンテイガ スピード』は、エンジンを6.0L W型12気筒エンジンから、新開発の4.0L V型8気筒ツインターボエンジンに換装。
最高出力は635PSから650PSへとパワーアップしています(最大トルクは900N・mから850N・mに)。
最高速度は310km/h、0-100km/h加速は、前モデルの3.9秒より0.3秒速い3.6秒となっています。

ひとこと
かつては「量産SUV最速」を謳っていた『ベンテイガ スピード』ですが、その速さは健在のようです。
今回は「量産SUV最速」と謳っていないため、最速の座は明け渡してしまったのでしょうか?
ニュルブルクリンク北コース最速のSUVとしては、以前紹介したアウディ『RS Q8 performance』が記録を持っているようですが、アウディ『RS Q8 performance』の最高速が305km/h、0-100km/h加速が3.6秒なので、パフォーマンスとしては同じくらいのようです。
同じフォルクスワーゲングループで、プラットフォームも同じですので、パフォーマンスも似たり寄ったりかな?
より高級車メーカーであるベントレーの方が重量的に少し不利でしょうか…
個人的にはW型12気筒エンジンという、漫画の中から飛び出してきたようなエンジンが好きでしたが、V型8気筒エンジンでそれを上回ってきたフォルクスワーゲングループ底力を思い知らされた気がしました。
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