4/2、フェラーリが昨年10/17にワールドプレミアしたスポーツカー『F80』を、日本で初公開しました。
F80の概要
F1とWEC(世界耐久選手権)参戦マシン同様、V型6気筒エンジンとモータを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。
フェラーリ初の電動ターボ技術が用いられています。
モータは、フロントアクスルに2機、リアに1機搭載。
システム最高出力は1200PSを誇ります。
アクティブリアウイング、リアディフューザー、フラットアンダーボディー、フロントトライプレーンウイング、Sダクトなどにより、250km/hで1,000kgのダウンフォースを生み出します。
また、アクティブサスペンションを搭載し、路面のバンプを効率的に吸収するしなやかな追従性を実現しています。
シャシーはカーボンコンポジット製で、前後サブフレームはアルミニウム製になっています。
また、バッテリを搭載するため、リアにはアルミニウム製サブフレームがさらに追加されています。
世界限定799台の販売で、価格は350万ユーロ(約5億6360万円)です。

寸法・重量
- ボディサイズ:全長×全幅×全高=4840✕2060✕1138mm
- ホイールベース:2665mm
- 乾燥重量:1525kg
パワートレイン
エンジン
- 気筒配列、数:V型6気筒
- 排気量:3.0L
- 過給器:電動ターボ
- 最高出力:900PS
- 最大トルク:850N・m
フロントモータ(2機)
- 最高出力:142PS
- 最大トルク:121N・m
リアモータ
- 最高出力:81PS
- 最大トルク:45N・m
トランスミッション
- 8速DCT
パフォーマンス
- 最高速度:350km/h
- 0-100km/h加速:2.15秒
- 0-200km/h加速:5.75秒
- 100-0km/h減速:28m
- 200-0km/h減速:98m

ひとこと
F1やWECで培った技術を惜しみなくつぎ込んだ新型スポーツカー『F80』が日本上陸を果たしました。
昨年のル・マン24時間レースで優勝、シーズンでも2位につけた『499P』のデザインを踏襲し、クルマ好きにはたまらないクルマに仕上がっています。
エンジンは『296 GTB』、『296 GTS』に搭載された「F136」がベースになっているようですが、排気量はそのままで、237PSパワーアップされています(約36%アップ)。
コクピットは、一見1人乗り。
一応乗車定員は2人とのことですが、助手席の乗り心地は悪そうです。
フェラーリですから、走りに全振りしたモデルがあっても良いんじゃないかなって思っちゃいます。

世界限定799台とのことですが、日本には何台入ってくるんでしょうね?
それなりの数が入ってきそうなのですが、街で見かけることがあるかないか…
フェラーリが走っているのを見た場所はすべて言えるくらい、街中ではなかなか見かけないクルマです。
ただ、日本だと1200PSというビッグパワーを発揮できる場面がほとんどないかと…
高速道路で、100km/hまで(新東名の一部区間では120km/hまで)の加速を楽しむくらいでしょうか。
それでも、よっぽど空いていない限り無理ですよね。
そうなると、サーキットでのスポーツ走行でしょうか。
シャシーがしっかりしていそうなので、サーキット走行にも十分耐えてくれそうです。
クルマの性能は十分に引き出してやりたいっていうのが、私の考え方です。
現在乗っている『シエンタ』は、時々6人乗車と、広いラゲッジルームを使って、ロードバイクを積んだり、車中泊をしたりって乗り方をしたいと思っています。
また、ハイブリッドの利点を活かして、燃費良くドライブしたいですね。
パワー等は求めないクルマ選びです。
学生時代に乗っていた『スターレット』は、MTで安いクルマということで購入。
エンジンは非力でしたが、軽量だったため、峠道を走るのが楽しかったです(実家と福井を往復する際に、交通費を浮かすために京都東ICから福井まで下路を走っていたので、国道161号のマキノ~疋田、国道8号の敦賀~武生間に峠がありました)。
『アウトランダー』を購入したときは、よく3人でイベントに出かけていたので、3人乗れて、ロードバイク3台と3人分の荷物が積めるという条件で選択。
アルファ ロメオ『147』のときは、ちょっとじゃじゃ馬なクルマに乗りたいという選び方でした。

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